リーンスタートアップに絡めて、コンシェルジュMVPの概念を説明する
「自動販売機が無い世界で『どの街角でもジュースが売っていると皆が買う』という仮説を立てるとしよう。
これはあくまで仮説なので検証する必要があるが、その為にわざわざ自動販売機を作ることはしたくない。まだそれが顧客の価値なのかは分かってないのだし、できればお金をかけずにこの仮説を検証したい。
だからコンシェルジュMVPを使う。
具体的には、あなたが『自動販売機』と書いた箱を被って街角に立ち、実際に検証してみればよい。
そうやって実際にジュースを売ってみて手ごたえを感じたなら、それは仮説が検証できたということなので、その時に自動販売機を開発すればよい。
逆に手ごたえなんてなくて『誰も街角でジュースなんか買わない』『仮説が間違っていた』ということが分かった場合でも、かかった費用は箱の代金と人件費だけだからそんなに痛くない。
こうやって、人力で顧客価値の仮説を検証するのがコンシェルジュMVP」
本当は、顧客価値についてはもっとしっかり検証する必要があるが、あくまで概念を理解してもらうための説明なので、そこは深彫りしないことにしている。
…自動販売機の中の人ってアイデア、何かの本で読んだ気がするんだよなー。
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